2009年の読書

2009年に読んだ本は138冊
その中で、俺が面白いと思った本を書いていこうと思います
順位とかTOP10方式とかは、やりません
俺がそういうことをしても、無理やりになりそうだからね


・「遠まわりする雛米澤穂信
これは今年新しく読んだわけじゃなくて、再読なんだけど
古典部シリーズの4冊目、ラストの引きが凄いので続きが読みたくてしょうがない


・「学問のすすめ 現代語訳」斎藤孝
現代語訳なら、かなり楽によめるもんだね
時代が変わっても、読まれ続けるだけあります


・「なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想」フィル・ローゼンツワイグ
同じ事をしていても、黒字なら賞賛され、赤字なら批判される
結局何をしたら利益が出るかなんてのは後付けの理由であって、あてにならないということ


・「割り箸はもったいない? 食卓からみた森林問題」田中淳
日本の場合、木を切らな過ぎて森が荒れているので、適度に切ってやらなくてはいけない
その切れ端を使って割り箸を作るなら、それはむしろ森林の保護に繋がる


・「任天堂“驚き"を生む方程式 The philosophy of Nintendo」井上理
個性的で、人とは違うことをする人たちが集まってるからこその、世界トップなんだな


・「我らクレイジー★エンジニア主義」リクナビNEXT Tech総研
これくらい破天荒な人達でないと、新しい技術を作り出すことは出来ないってことか


・「理系の企画力! ヒット商品は「現場感覚」から」宮永博史
今までに無い洗濯機を作るために、3人の社員を1年ぶらぶらさせるとか、中々出来ることじゃないよ。その結果生まれたのがドラム式、見事にやってのけました。
消せるボールペン、Suicaヒートテックなども例にあげて解説してくれます。


・「ジオン軍の失敗」岡嶋裕史
ジオンのMSの、こういう所がダメだと解説することで
現実の商品にも同じような失敗が起こりがちであることを教えてくれる


・「非論理的な人のための論理的な文章の書き方入門」飯間浩明
論理的な文章を書きたければクイズ形式、「問題」「結論」「理由」の順番で書くのが良い。例えば英語を勉強するべきかを書くときは
問題:英語を学ぶべきか?
結論:私は学ぶべきであると考える
理由:なぜなら英語の重要性が高くなることはあっても、下がることはないから


・「高校生からわかる「資本論」 池上彰の講義の時間」池上彰
原文の意味不明さを笑いつつ、池上さんの分かりやすい解説で資本論を理解できる